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2021.02.09未分類
セロトニン
こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの檜皮です!
近年、疲労や睡眠の研究で注目されてきたのが「セロトニン」という神経伝達物質です。
皆様もどこかで耳にしたことがあるかと思います。
人間の体内にあるセロトニンの9割が脳にありその働きによって疲労から回復することが分かってきました。
本日はこのセロトニンについてお伝えできればと思います。
目次
幸せホルモン
セロトニンは、疲労の原因である活性酵素や疲労因子に直接作用するわけではありません。
セロトニンから生合成される「メラトニン」が活性酵素を除去する力を持っているため疲労回復のための必須の物質とされるようになりました。
※「活性酵素」「疲労因子」については、前回のブログ「睡眠の必要性」で紹介していますので参考にしてみて下さい。
アドレナリンがストレスに対応して血液の供給を増やし筋肉を緊張させたり、心拍数や血圧、血糖値を高めたりすることに対してセロトニンは精神を安定させ、幸福感を生み出すホルモンと呼ばれています。
ただし、正確にはセロトニンはホルモンではありません。
ホルモンは、それぞれの臓器が分泌して血液中に放出され、体の機能に影響を与える物質のことです。
セロトニンは、前記したようにほぼ9割が脳内で分泌します。
セロトニンの効果
セロトニンの効果は3つあります。
①ネガティブな感情を抑え込み心の安定を保ちます。
・怒り
・不安
・恐怖
・衝動
・攻撃性
これらのネガティブな感情を抑え込み、心の安定を保つ働きをします。
セロトニンが不足すると、ネガティブな感情の抑えが効かなくなります。
怒りっぽくなったり、小さなことでイライラしたり、クヨクヨしたり、恐怖を感じると激しく叫んだりと、感情が暴走しやすくなります。
ネガティブな感情の暴走は、ストレスの増加と脳の疲労に繋がります。
②自律神経にはたらきかけ自律神経のバランスを整えてくれます。
自律神経のバランスが整うと、交感神経と副交感神経の切り替わりがスムーズに行われるようになります。
③痛みの調節を行います。
自前の鎮静剤と言われています。
例えば、仕事をするときに脳内でセロトニンが分泌されていると意欲や集中力が持続し、脳が疲れを感じにくくなるため仕事がはかどります。
逆にセロトニンが不足している時は、イライラしたりして注意力が散漫になって集中できず仕事がはかどりません。
つまり、セロトニンが十分に分泌していれば脳は疲れを感じないというわけです。
まとめ
皆様、いかがでしたか。
理想のボディメイクを行うためには、ただエクササイズを行えばいいわけではありません。
ここでの「疲労」はセロトニンの分泌が不足している状態を指します。
いかにして疲労をしてない状態でエクササイズができているかが重要になります。
また、疲労を溜めない、疲労しても適度に抜くことができる。
そういったことも考えて自身の身体と向き合うことができれば尚良いのかと思います。
くびれサーキットで皆様のご来店をお待ちしております。
くびれサーキットトレーナー
檜皮 啓介