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2021.02.25未分類

睡眠不足

こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの檜皮です!

 

誰もが睡眠不足の経験があると思いますが、そういう時は頭がぼーっとして何事もやる気が起きないと思います。

 

これは、睡眠の大きな役割の1つが脳が休むことだからです。

 

睡眠不足になると、思考や認知を司る脳の機能が低下して思考力、認知力、判断力、集中力が鈍ります。

 

そして、睡眠不足が行き着く先は「死」です。

 

人を強制的に眠らせないでいると、記憶がおぼつかなくなり幻覚を見るようになります。

 

幻覚は人を寝かせようとして身体が発するサインだと言う説があります。

 

眠らないでいると、免疫力が低下していきます。

睡眠が足りなくなるにつれて、体内の抗体は減少していくのです。

 

本日は、この睡眠不足についてお伝えできればと思います。

 

睡眠不足に対するリスク

人の身体は、運動や活動によって大細胞にダメージを負いますが、睡眠中に成長ホルモンが分泌されるとダメージが修復されます。

 

昔から「寝るこは育つ」と言われていますが、これは本当なのです。

 

睡眠不足だと、成長ホルモンの分泌が少なくなるため十分な修復が行われず、その結果老化が進みます。

 

また、睡眠不足は脂肪や糖質の代謝を抑制したり、血圧の上昇を促します。

 

睡眠時間が6時間以下の人は、肥満、糖尿病、心臓病の有病率が高いと言う研究報告があります。

最近は突然死が問題になっていますが、このリスクも睡眠不足で高まります。

 

突然死とは、急性の症状が現れて24時間以内に死亡することをいいます。

 

今まで元気だった人が、突然死んでしまうのです。

それまで元気で活躍していた著名人が突然亡くなったと言うニュースをご覧になったことがあると思います。

 

人が寝る理由

人はなぜ眠るのでしょうか?

実は、いろいろな学説があるものの間違いなくこれだと言うものはありません。

 

今回は、考えられる3つの事例を紹介いたします。

 

1つは、睡眠は疲労回復のためにあり、それは本能的に人間に備わっていると言う説です。

こうした考え方は古代ギリシャからあり、現在のところ、この説が最も有力です。

 

昼間の活動で使い果たしたものを夜寝ることで補給します。

 

脳の中にある多くの遺伝子は睡眠中だけオンの状態になり、それらは回復と代謝経路に結びついているとされます。

 

2つ目は、エネルギー温存説と呼ばれるものです。

具体的に言うと、私たちは消費カロリーを減らすために寝ると言うことです。

 

要するに、睡眠はエネルギーを維持するためのものということがこの説です。

 

動物を含め生き物は皆、身体を維持するためにカロリーを摂取します。そして摂取したカロリーを温存するために人は眠ります。

 

人が眠っている間に消費するエネルギーは、起きているときの10%以下です。

 

睡眠中は、呼吸、心臓の鼓動、血流・血圧など、すべての働きが穏やかになりますが、それらはみなより良い睡眠を導くためだとされています。

 

3つ目は、睡眠は脳の情報処理と記憶定着のためにあるという説です。

 

睡眠の重要な働きの1つに記憶の固定があります。

寝ている間に脳は、その日にあった出来事等の記憶を整理して定着させるのです。

 

コンピューターにたとえれば、保存してファイル化するということです。

 

人間の記憶を分類すると、「いつどこで何があった」と言うように出来事を記憶する「エピソード記憶」、その出来事の意味や特性を記憶する「意味記憶」などがあります。

 

脳は寝ている間に、記憶をこのように分類・整理し固定化するのです。

 

まとめ

いかがでしたか。

寝ないと記憶が残りません。

 

例えば、勉強して学んだ事は寝ない限り身に付かないのです。

 

一夜漬けの勉強が身につかないのはこのためです。

受験勉強で徹夜を繰り返すのは仕方ないとしても、その間どこかで寝ないと全てが無駄になります。

 

何かを覚えたかったら、その後必ず寝なければなりません。

 

これはエクササイズも同じで、寝ることで筋肉が回復して強化します!

 

理想の身体に近づくためにも睡眠はとるようにしましょう!

 

くびれサーキットで皆様のご来店をお待ちしております。

 

くびれサーキットトレーナー
檜皮 啓介