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2020.04.30清水 幸一郎
空腹感が満たされるにはタイムラグが生じる
広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの清水です!
よく食事の量の目安として使われる
【腹八分目】
普段の食事で、意識されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お腹いっぱい食べることによる満足度は、必要以上の量になってしまうことが多いので、この腹八分目というのは、理にかなっています。
注意していただきたいのは、お腹の張り感で満たされた感覚の目安にしないことです!
食べてから満足感が来るまでには、若干のタイムラグが生じるため、腹八分目でも、後から満足感は出てきます。
勢いよく食べて過ぎてしまう方は、参考にしてみて下さい。
目次
血糖値をコントロールする
食事は栄養をカラダに取り込むために行う行為です。
「お腹が減ったなぁ」
と感じる時、カラダは栄養を求めています。
特に、カラダを動かしたり、脳を働かせるために必要不可欠な【糖質】が血中から減っていくと、補給するためお腹が減ったという感覚になっていきます。
この血中の糖の濃度が血糖値です。
食事をした際は、胃の中で食べたものが分解され、腸から体内に吸収されていきます。
ここで炭水化物を分解して出来た糖が、血中に流れて、血糖値が上がってくると、空腹感が満たされていきます!
この食べてから満腹感を得るまで(血糖値が上昇するまで)の、タイムラグが食べ過ぎに繋がる原因です。
早食いは太る
太っている人は食べるのが早い人が多いです。
「早く空腹を満たしたい!」
という思いから、どんどんかきこんでしまいます。
そして、血糖値が上昇する前に、必要以上の食事を体内に入れることとなってしまいます。
この繰り返しで、血糖値のコントロールをする臓器に負担がかかり、糖尿病などに繋がっていきます…
一度ゆっくり食べて、まだ食べれるところで終わってみてください!
血糖値が上がってくれば、時間差で満腹感は必ず訪れます。
血糖値の上昇スピードは食材によって異なる
血糖値の上がりやすさをGI値と呼びます。
食材に含まれる糖質の量や、種類によってGI値は異なります。
そして、血糖値の上昇スピードが早いほど、そのあとの下降スピードも早くなります。
高GIの食材ばかり食べていると、常に血糖値が上がったり下がったりするので、すぐにお腹が空いてしまう原因になります。
女性が気をつけて欲しいのは、
【チョコレート】
です。
仕事中など、集中力が切れたりしてくると、甘いものを食べる方も多いと思います。
たしかに、糖が減っているので、補給することは間違っていません。
しかし、毎日のルーティンとして、取り入れるのは良くないです。
低GIで糖を補給できる、バナナやヨーグルトがオススメです!
因みに、甘いものを欲するのは、ただ”癖”になっていることが多いので、やめれば必ず慣れます。
噛んでますか?
これも太っている人のほとんどが当てはまる、咀嚼回数の少なさ。
噛まないとすぐ食べれてしまいます。
少し噛み砕いたら飲み込んじゃってますから…
噛めば満腹中枢を刺激する事が出来ますし、消化吸収もしやすくなります。
お腹の中に、ほぼ料理のまま食べ物をどんどん入れても、血糖値はなかなか上がりません…
噛みましょう。
噛む癖をつけましょう。
まとめ
ゆっくり食べても、満腹感はきます!
焦って食べないでください!笑
たしかに、お腹が減っているときは早くご飯を食べて満腹感を得たくなる気持ちも分かるのですが、食事のスピードが原因で太っている人も多いです。
まずスピード、そして食品ごとのGI値にも気を配れると必ずカラダは変わるでしょう。
是非参考にしてみて下さい。
くびれサーキットトレーナー
清水 幸一郎