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2021.03.16上原 道矢

卵って食べすぎたらダメなのか?

こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの上原です!

 

最近、家で毎朝のように卵焼きを作るのですが、母から「卵ばっかり食べたらダメよ」と言われ続けています。

 

おそらく、卵を食べすぎるとガンになりやすいとか、コレステロール値が高くなるといったことを気にしているのでしょう。

 

この疑問を持っている方は結構いると思うので、今回ブログで取り上げます。

 

卵って食べすぎたらダメなのか?

 

結論からお伝えすると、毎日5個とか食べない限りは、全くもって問題ないです。

 

1日3個食べると悪影響が出るというデータ

 

CNNが出したニュースによると、卵を1日3個食べる人は、そうでない人に比べて「心疾患リスクが3.24%、早死にリスクも1.93%上がる」とのことです。

 

この実験は、29,615人が対象になっていて、いろんな人種がいて良い感じの実験です。
ただ、食事の内容を1回しか調べていないので、本当に17.5年後の記録が正しいのかは怪しいところです。

 

過去のメタ分析と比べても、食い違いがあるので、このデータだけで判断するのは賢明とは言えませんね。

 

1日3個食べると、体脂肪が減るというデータ

 

江原大学校がマウスを対象にした研究では、「カロリーオーバーな食事をしている場合に卵を食べると、体脂肪が減ること」が分かっています。

 

豚の脂身を摂った時よりも、卵を食べたときのほうが脂肪の増え方が少ないことから、卵に脂肪を減らす効果があるのではないかと言われているわけですね。

 

体脂肪を減らすかどうかはさておき、タンパク質の摂取量が増えるので、シンプルに体には良いと言えますね。

 

糖尿病の人が1日2個食べても問題なしというデータ

 

最後にもう1つ。

シドニー大学の研究によると、糖尿病の人でも1日2個までなら卵を食べても大丈夫とのことです。

 

研究内容は単純で、朝食に1日2個の卵を食べ続けるか、1週間に2個までの卵にするかの2つのグループに分けています。
その結果、「どちらのグループも、HDLコレステロールのレベルが変わらなかった」のです。

 

また、LDLコレステロールや炎症、糖の代謝、体型の変化などにも変化が見られなかったとのことで、卵は悪役ということはなさそうですね。

 

まとめ:卵は1日1〜2個食べるのがベスト

 

元ボディビルダー世界チャンピオンの山本義徳さんも、ボディビルをしているときは、卵を1日10個食べていたそうです。

もちろん、みなさんがボディビルダーのような体型を目指しているわけではないので、そのまま10個食べましょう!とならないのは分かっています。

 

ただ、「1日に3個程度までだと、卵は食べても大丈夫」と仰っているので、やはり卵は食べるべきと言えそうですね。

 

というわけで私は、最高のタンパク質食材である卵を、これからも毎日食べ続けていきます。

 

くびれサーキットトレーナー 上原道矢