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2021.05.28中尾 有紀

私は最高のダイエッター!

広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの中尾です。

 

突然ですが「スタンフォード監獄実験」というのをご存じですか?

大学の時に心理学の授業で知ったアメリカの心理学の実験です。

 

内容はざっくり以下の通りです。

 

スタンフォード監獄実験

刑務所を舞台に、普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまうことを証明しようとした実験のことです。

 

まず心身共に健康な学生を募り、看守役と受刑者役にグループ分けし、それぞれの役割を実際の演じさせました。
その結果、時間が経つに連れ、看守役の被験者はより看守らしく、受刑者役の被験者はより受刑者らしい行動をとるようになるということが証明されたそうです。

 

そのことから、「人間は元々の性格とは別に与えられた権力により人格が変わる」ということがわかったそうです。

 

本来実験期間は2週間の予定でしたが、途中で離脱者が出たり、被験者があまりに危険な状態になったため6日で中止されるほどの実験だったようです。

(興味のある方は是非調べてみてください)

 

えっ?この話トレーニングと関係なくない?

そう思うかもしれません。
でも、全く関係ない話でもないのです。

 

できないと思っていると本当にできなくなる

この実験では「権力という立場」を与えた実験でした。

 

トレーニングに置き換えるとどうでしょう?

 

「全然できてませんね。ダメです。あ~、これじゃやらない方がましですね。」

トレーナーにこんなことを言われたら、モチベーショは下がってジムを退会したくなりますよね。(まず、こんなトレーナーはいないと思いますが…いたら問題ですよね。)

 

「すごい!前よりできるようになってますね!この調子で頑張りましょう!」
こう言われたらどうでしょう?もっと頑張ろうと思えますよね。

 

これは、トレーナーという立場の人と会員様(ダイエッター)という立場の人の話です。

 

「あの人、私より年上かな?すごいな、あんなにできて。私なんか全然できてない…」
これは他の会員様と比較して勝手にモチベーショが下がるタイプの方です。

 

年齢も筋力も運動経験も違うのに比べるな!
と言いたいですが、運動をし始めたころはこんなことを思ってしまうこともありますよね。

 

これは、勝手に自分で上下関係を作ってしまっています。
自分を基準に自分よりもできる会員様(歴の長いダイエッター)とその会員様よりできていない自分の話です。

 

できないできないと思うと本当にできなくなりますよ!
他人と比較しない!今自分ができることを一つずつやっていきましょう!
そして、できないと思っている暇があれば、10分でもいいのでトレーニングやストレッチをしてください!

 

まとめ

立場が変われば人格も変わる。意識をいい方に変えていけば必ず習慣も変わり、身体も変わってきます。

 

自分は最高のダイエッター!トレーニングしている自分はかっこいい!
くらいの気持ちでトレーニングに挑んでみてください♪

 

それで、痩せれたら最高じゃないですか?

 

くびれサーキットトレーナー 中尾有紀