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2021.05.28未分類

果物=ヘルシーというのは大きな勘違い

広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの中村です。

 

ビタミンやミネラルを摂取するために果物を積極的に食べている、という方は少なくないと思います。
そしてその認識は概ね間違いないとも思います。
しかし良い面ばかりではない、ということも十分理解のうえで食べる必要があります。

 

今回は一見健康食材のように思える果物について、紹介致します。

 

果物の味の代表格として甘みがありますよね。
果物に含まれる甘みの正体は果糖です。

 

その果糖はブドウ糖を多く含むため、実は食べ過ぎると肥満の原因になってしまいます。

 

「ご飯を減らして炭水化物の量を調整し、お菓子も食べなくなったのに全然痩せない」

という方の飲食物をよく確認してみると、多めの果物摂取が目に付くことが少なくありません。

 

果物が肥満の原因になるメカニズムは、フルクトースという糖質にあります。
でんぷんから摂れるグルコース(ブドウ糖)は、体内のすべての細胞で代謝されるため、食べるとすぐに血糖値を上昇させます。

 

一方のフルクトースは肝臓で代謝されるため、血糖値にはすぐに影響を与えません。

 

ただし糖質を細胞に取り込ませるインスリンや食欲を抑えるレプチンといったホルモンも作りません。
その結果、たとえ健康的に見えてメリットの多い果物であっても、食べ過ぎれば肥満の原因になってしまいます。

 

なので果物も適度な量に留めましょう。
間違っても食事の換わりに果物で済ませてしまうのはお勧めできません。

 

お勧めは、新鮮な果物を可能な限り丸ごと食べて、水分と食物繊維の力で血糖値への影響を防ぐこと。
もしくはベリー類や皮付きリンゴなどそもそも丸ごと食べやすい果物にすることです。

 

肥満や血糖値の観点で避けたいのは、バナナやパイナップル、ブドウ、メロンなどの果物です。
これらの果物は皮まで食べない種類が多く、果糖も多いので血糖値の上昇を招きやすく肥満の原因にもなりやすいです。

 

さて果物といえば、フルーツジュースを連想する方も多いかと思います。

 

いかにも健康的な飲み物のようですが、やはり果糖をしっかり含んでいるので血糖値を急上昇させます。
それは果汁100%がその状況であり、100%でないものはさらに糖分を添加しているので更にお勧めできません。

 

間食にジュースとスナック菓子、なんて組み合わせはよくあるものだと思いますが、糖分+炭水化物+油の最凶トリオです。

 

せめて飲み物はお茶などにするのが無難です。

 

ここまでは果物の果糖について触れてきましたが、それ以外のビタミンやミネラルはとても有用です。
身体にいいからといって食べ過ぎるのは考え物ですよ、ということが一番伝えたいことです。

 

「果物=肥満」というわけではないので、バランスよく適度に食べるようにしましょう!

 

くびれサーキットは、1回20分で6種目の運動を行って使う筋肉を少しずつ変えてあるので、それぞれ全力で取り組めるはずです。

 

食後のデザートも気になりますが、適切なトレーニングにも取り組んで理想のボディメイクを目指しましょう!

 

くびれサーキットトレーナー
中村謙太