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2021.06.21未分類

よく噛んでアンチエイジング!!

広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの中村です。

 

子供のころに、「よく噛んでご飯を食べなさい」と言われたことがありませんか?
大人になってからは、何かに夢中になっていたり、仕事に追われていたりすると、食事が疎かになちがちです。

 

せっかく食べたとしても片手間な食事だと、よく噛まずに丸呑みのように食べてしまうことも多いのではないでしょうか。

 

さらに近年は加工食品が増え、柔らかい食材も多いため、ますます「よく噛んで食べる」ということが難しくなっているように感じます。

 

くびれサーキットに通っている方には、ダイエット目的の方が多いのですが、中には健康維持やアンチエイジング目的の方もいらっしゃいます。

 

今回は、「よく噛んで食べること」がなぜ大切なのか、解説していきます。

 

食事の時によく噛んで食べると、唾液がたくさん出てきて食材の消化吸収を助けてくれます。
さらに食材が細かくなることで胃腸の負担が減り、消化器官への血流が抑えられ、脳血流の低下を予防し、仕事や勉強のパフォーマンスも上がります。

 

より具体的には、食後の眠気を軽減させる効果も期待できます。

 

さらにさらに、「よく噛んで食べること」でパロチンというホルモンの分泌が促されます。

 

このパロチンというホルモンは、唾液の中に含まれる成長ホルモンの一種で、骨や歯の再石灰化を助け、皮膚の新陳代謝を促すアンチエイジングの効果があります。

 

ほかにも壊れた細胞の修復効果もあるので、白内障や更年期障害の治療薬としても利用されています。

 

そんなアンチエイジング効果のあるパロチンの分泌を促すには、食事の際になるべく多く噛む(咀嚼する)必要があります。

 

左右のどちらか一方だけで噛み続けると顔の歪みの原因になるので、左右均等に噛み分けてください。

 

その際、口の中や舌を噛んで傷つけてしまうこともあるので要注意です。

 

食材に関連した注意点としては、麺類や雑炊などの食事やファストフードなどの片手間で食べられる食事、飲み物を飲みながらの食事も流し込むような食べ方になりやすく、噛む回数が少なくなるので控えてください。

 

私たちの唾液は、耳下腺、舌下腺、顎下腺の3ヵ所から分泌されていますが、パロチンが含まれる唾液は耳下腺からしか分泌されません。

 

また唾液はリラックスしている状態の方が分泌量が増えるので、落ち着いた環境でゆっくり食事を取ることも大切です。

 

リラックス効果を狙って、耳下腺のある耳たぶの付け根周囲をマッサージするのも効果があります。

 

「よく噛んで食べること」の効果として他にも、口の周りの筋肉をよく使うことにも繋がるので、口回りのたるみやほうれい線の予防にもなります。

 

また先ほども触れましたが、よく噛むことで唾液の分泌が増えることで消化吸収が促され、ひいては満腹中枢を刺激して食べ過ぎの予防や、糖尿病やメタボの予防にも繋がります。

 

毎日の食事で、噛む回数を今よりも多くするだけで、アンチエイジングにもなりダイエットにも繋がります。

 

食事は誰もが必ず行うことなので、噛む回数を多くすることは誰にでも取り組めます。

 

次の食事のときから、ぜひ取り組んでみてください!

 

くびれサーキットは、1回20分で6種目の運動を行って使う筋肉を少しずつ変えてあるので、それぞれ全力で取り組めるはずです。

 

ボディメイクには食事も大切ですが、適切なトレーニングにもしっかり取り組んで理想のボディメイクを目指しましょう!

 

くびれサーキットトレーナー
中村謙太