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2020.07.02山戸 勝道
ウォーキングでは痩せない
広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの山戸です!
痩せる為の手段は多々ありますが、その中でも『効率の良いもの』や『費用が抑えられるもの』そして『無理なく続けられるもの』を選ぶことでしょう。
「何をすれば良いかわからないから、とりあえずウォーキングを始めてみた」
このように”歩くこと”は日常生活に非常に近い存在であり、【いつでも】【どこでも】【簡単に】始めることが出来ます。
パーソナルトレーニングを始められたお客様の中でも、やはり過去にウォーキングからチャレンジしたことがある方が多いです。
そこで今日は、ウォーキングがダイエットにどれほど効果があるのかを掘り下げていきましょう。
目次
ウォーキングの消費カロリーは?
ウォーキングをすることで、毎日のリズムや健康管理に繋がるといったメリットは大きいです。
しかし、ウォーキング”だけ”で痩せようとしている方も中にはいらっしゃいます。
結論から申し上げますと、ウォーキングだけで痩せるのは至難の業です。
つまり、効率が悪すぎるのです。
ここで身体の活動強度を示す単位『メッツ』を使ったエネルギー消費量の計算をしていきましょう。
イス座った安静状態は1メッツであり、これが基準となります。
そして計算式がこちらです。
つまりあなた(※仮に体重50kgとする)が一日8時間パソコンの前から動かず過ごしていると、一日のエネルギー消費量はたった【420㎉】という訳です。
(420㎉=1×50×8×1.05)
普通の速さで歩いた場合は3メッツであり、もし仮に8時間ウォーキングを行ったとすれば【1260㎉】ものカロリーが消費できる計算となります。
∇身体を動かすと、具体的にどれくらいのエネルギー消費が起こる?【参照記事】
体脂肪1kgを減らすために必要な消費エネルギー量は約7200㎉ですので、計算上は6日続ければこの基準をクリアできます。
しかし、とても現実的では無いことがわかりますよね?
ウォーキングはせいぜい合計1時間
8時間もウォーキングを続けていては、必ずどこかを痛めてしまうでしょう。
運動としての強度が低いが故に、1~2時間という長時間続けて行うことが出来るため、ジョギングよりもむしろウォーキングで膝や腰などを痛めてしまう方が多いのです。
そして1時間のウォーキングで消費できるカロリーは僅か【157.5㎉】であり、これがウォーキングで痩せない大きな理由となる訳です。
200㎉に満たない消費カロリーの為に、膝や腰を痛めてまでウォーキングを一生懸命に続けるメリットをあなたは感じていますか?
それならまず、普段の食事を見直すことを強くオススメします。
そして、身体を痛めるリスクが低い筋トレを始めたほうが確実に効率的と言えますね。
まとめ
いかがでしたか?
「家で筋トレはなかなかできないから、せめてウォーキングだけでも・・・」
このようにまずは始めてみることが大切ですが、『〇〇だけやればいい』という考え方は非常に危険ですので注意してみてくださいね!
くびれサーキットトレーナー
山戸勝道