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2020.04.22山戸 勝道

免疫力の原因は体脂肪の・・・

広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの山戸です!

 

何かと最近話題になる”免疫力”。
ニュースでの報道は勿論の事、番組内で”免疫力を上げる○○”などのようにウイルスから身を守る方法として取り上げられています。

 

何故こんなにも免疫力についてメディアが取り上げているのかは、もはや説明不要ですね。

 

免疫力を数値化?

 

さて、免疫力を上げるといっても目に見えないものを鍛えるとなると意識が難しいもの。ポケモンのゲームステータスのように「免疫力80以上で・・・」という具合に数値化できれば良いのですが、残念ながら現実世界のため、そのようなことはただの妄想で終わってしまいます(笑)

 

このように、免疫力が上がったという実感は長期的に見なければわからないため、今回は少し目線を変えていきます。

 

それでは、なぜ【免疫力が下がるのか】を調べていきましょう。

 

体脂肪の低下が原因

 

まさに今回のタイトル通り。
結論から言うと、体脂肪の低下はズバリ免疫力低下に繋がるということです。

 

それでは何故、体脂肪の低下が免疫力の低下に繋がるのかを解説していきます。

 

体温を保てない

 

体脂肪が極端に低下することで、内臓温度が下がります。当然内臓温度が下がると胃腸などの活動も抑制され、栄養摂取や循環が効率よく行われなくなってしまいます。

 

体温を測る場所は額や脇の下などの体表面が基本ですが、実は内臓に近い温度を示す深部体温は、この体表面よりも少し高いのです。

 

深部体温とは身体内部の温度のことで、直腸や鼓膜の温度のこと。通常37℃前後で推移している。

基礎体温自体の低下

 

ある研究では体温が1℃低下すると、基礎代謝は10%以上低下すると言われています。問題はここから。細菌やウイルスを排除する免疫システムが約30%も低下するとのことなのです。

 

本来ならば、細菌やウイルス(抗原)などを抗原提示細胞(樹状細胞やマクロファージ)が補食し、免疫細胞(キラーT細胞)に情報を提供して抗原を排除するシステムが働きます。

 

つまり、この免疫システムが体温の低下によって不活性化し、病気にかかりやすくなると言うのです。

 

痩せすぎもまた問題

 

あなたが今現在ダイエットに励んでいるならば、もう一度目標を見直してみても良いかもしれません。

 

女性であれば体脂肪率10%台、男性であれば1桁台を目指している方も多いようです。

 

女性・男性ともに適切な体脂肪率というものがあり、その数値を過剰に下回ることで体温調節が上手くいかなくなり、体調を崩す可能性も高くなります。

 

女性は23%、男性は15%前後が健康的な体脂肪率の数値と言われている。

やはり何事もバランスが大事。
何か一つにこだわり過ぎるのではなく、少し立ち止まって今のダイエット計画に果たして無理がないか見直してみてはいかがですか?

 

くびれサーキットトレーナー
山戸勝道