BLOG

2020.10.29上原 道矢

【必見】食欲を抑える意外な方法

こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの上原です!

 

「焼肉屋さんの横を通ると、お肉が食べたくなる」
「ドーナツのCMを嗅いだら、ミスドに行きたくなる」

といった経験は、誰しもがしたことがあると思います。

 

ですが、言うまでもなくダイエッターがこのような誘惑に毎回負けていると、理想の体型を手にすることはできません。

 

今回は、食欲を抑える意外な方法をご紹介するので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

 

食欲を抑える意外な方法

 

結論から言うと、食欲を抑える意外な方法は『感覚退屈を働かせる』です。

 

実験内容

 

今回ご紹介するのはサウスフロリダ大学の実験で、以下の3つの場所で実験を行なっています。

①カフェ
②スーパーマーケット
③実験室

それぞれの場所で違う2パターンの匂いを嗅がせて、どんなメニューを頼むかを見ています。

①カフェ→「リンゴ」と「ピザ」
②スーパーマーケット→「イチゴ」と「チョコクッキー」
③実験室→「イチゴ」と「チョコクッキー」

体に良いものと体に悪いものを、パターンに分けて嗅がせたわけです。

 

実験結果

 

詳しい実験結果は、以下の通りです。

①カフェ→リンゴの香りを嗅いだほうが、不健康なメニューを頼みがちだった
②スーパーマーケット→イチゴの香りを嗅いだほうが、不健康な食品を選びがちだった
③実験室→チョコクッキーの香りを120秒以上嗅いだ人は、健康的な食品を選びやすくなった

体に良いもののほうが不健康な食品やメニューを選びやすくなるのは意外ですが、特に注目すべきは③の実験室で行われた実験です。

 

チョコクッキーなどの不健康な食品の匂いを嗅ぐ時は、長く(2分以上)嗅ぐことで食欲が抑えられるわけですね。

 

匂いとの向き合い方

 

不健康な食品を長く嗅ぐことで食欲が抑えられるのは、私たち人間の体で『感覚退屈』と呼ばれるものが働くからです。

お菓子の写真を大量に見ることで、実際にその食べ物を口にする前に、予想される味に感覚が飽きてしまうことを『感覚退屈』と言う。

つまり、匂いを嗅ぎ続けることで、脳がそれを口にしたかのような感覚になって飽きてしまうというわけです。

 

嗅覚は脳とダイレクトにつながっているので、より意識する必要があります。

今回話したことを日常生活に応用するとしたら、以下のようなことが挙げられます。

・ジャンクフードなどの匂いに刺激されたら、2分以上嗅ぎ続ける
・ふとお菓子が食べたくなったら、ネットでそのお菓子の写真を大量に見る
・コンビニで菓子パンコーナーに立ち寄ってしまったら、その場で菓子パンを2分以上見つめる

実際に私もやっている方法で効果があったものなので、ぜひ実践してみてください!

 

 

くびれサーキットトレーナー 上原道矢