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2020.05.31山戸 勝道

エコノミークラス症候群に気を付けよう

 

広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの山戸です!

 

緊急事態宣言が解除され、少しずつ街中に人の姿が戻って来つつありますね。

 

それだけ在宅ワークを実施したり、休業していた方が多かったということがわかります。

 

そしてやはり、良い意味でも悪い意味でも完全に元の生活には戻らない、生活様式にも大きな変化が生まれようとしています。

 

それはこのまま継続して、いくつかの業種では在宅ワークに移行するという話です。

これはニュースだけでなく、くびれ美人やくびれサーキットでのお客様から実際に伺った話ですので、凄く身近に感じます。

 

そこで今回は、在宅ワークによって懸念される”座り過ぎ”が招く問題について取り上げていきましょう。

 

本当は怖いエコノミークラス症候群

長時間の座位姿勢を続けることで起こるエコノミークラス症候群。

あなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

長時間のフライトだけの問題だと思ったら大間違いです。同じ姿勢で留まり続けること全般に注意が必要なエコノミークラス症候群の最も危険な点は血栓です。

 

血栓とは血管の中で血液成分が固まったものであり、その血栓が心臓や肺、脳などの細かい血管に詰まることで発生する症状を血栓症と言う。

血栓ができやすい条件はいくつかあります。

①静脈の血流停滞(動かなさすぎ)

②血液の凝固亢進(水分摂取量が少ない)

③静脈の劣化(生活習慣病など)

 

そしてこの条件を満たすトドメの一撃が、長時間の座位姿勢という訳です。

 

こんな症状に気を付けよう

それでは次に、エコノミークラス症候群が引き起こすいくつかの症状を見ていきましょう。

▪下半身のむくみ、痛み

▪胸痛や息切れ

▪冷や汗

▪呼吸困難

▪失神など

 

呼吸困難や胸痛は、エコノミークラス症候群を発症した半数以上の方で見られた症状のため、早期発見のために注意が必要です。

 

予防するには?

基礎疾患がある方は、血管のダメージや内服薬の影響で発症リスクが高まります。

しかし、同様に注意しなければならない点が2つあります。

それは水分摂取と適度な運動です。

血液の粘性(血栓が出来やすくなる)を上昇させる脱水は要注意です。

 

特にお酒やお茶などの利尿作用がある飲料を好む方は脱水が助長される傾向にあります。

 

そして適度な運動で血液の滞りを防ぐことも大切です。

少し歩いたり、ストレッチをしたりすることで発症リスクを大幅に下げることが出来ます。

 

∇座って出来る!仕事のパフォーマンスを高めるストレッチ5選【参照記事】

デスクワークで太った方のためのダイエット法10選【作業効率も上がります】

 

30分~1時間毎に、僅か2~3分でOKです。

是非取り入れてみてくださいね!

 

くびれサーキットトレーナー
山戸勝道