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2020.05.03山戸 勝道

ランニングで痩せるのは間違い?

広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの山戸です!

 

運動と言えばランニング。そしてランニングと言えばダイエットのマストトレーニングと思っていませんか?

 

私の自宅は川沿いのためベランダから川土手が見えるのですが、最近は時間はまばらですがランナーが心なしか増えたように感じます。

 

それだけ人々のストレスが溜まっている証拠かもしれませんね。

 

勿論走る理由はそれだけではないでしょう。

 

中にはここ最近の運動不足から、ダイエットを目的にランニングを始めた方もいると思います。

 

そこで今日はタイトル通り、ずばり「ランニングで痩せるのか」についてお話していきましょう。

 

王道のランニングのはずが・・・

 

数ある運動の中で、圧倒的に経験人数の多いランニング。
高校の持久走で嫌々ながら走っていたのではありませんか?

 

はっきり言うと、ランニングのダイエット効果はかなり低いです。

 

つまり脂肪燃焼の効率が悪いのです。

 

これだけ競技・経験人数が多いのにも関わらず、この事実は意外と知られていません。

 

ランニングはいわゆる有酸素運動に分類されます。

有酸素運動とは、ウォーキングやランニング、サイクリングや水泳などを一定時間継続して行う運動様式のこと。運動中に筋肉を収縮させるエネルギー源(ATP)を体内に貯蔵された糖(グリコーゲン)や体脂肪(中性脂肪)から作り出す。

このように有酸素運動の効果にははっきりとエネルギー源として体脂肪を燃焼すると定義されています。

 

しかし食事によって摂取し、余った糖は体内に蓄えやすいようにグリコーゲンと中性脂肪にわざわざ変換されて貯蔵されています。

 

そしてエネルギー源として使用するために、再度変換が必要となるのです。

 

つまり、実際ランニングを始めてからグリコーゲン・中性脂肪が燃焼されるまでに時間がかかるというわけです。

 

これが脂肪燃焼の効率が悪い理由です。

ランニングでは筋肉量は増えない

 

ランニングを始めたばかりの方は汗をかき、大量を水分を放出しています。

 

これが体重減少の大きな理由です。しかし、当然水分を摂取することによって元に戻ってしまいます。

 

やはり脂肪燃焼効果を高めるために、より早く、そして大量にグリコーゲンや中性脂肪を消費する必要があります。

 

つまり筋肉量を増やす必要があるのです。

 

しかしランニングのような動きでは下半身の筋肉ばかりに負荷が集中するだけでなく、筋肉自体の動き(収縮と弛緩の幅)が小さいため、筋肉量はあまり上がることはありません。

 

このことから、筋肉量を増やすためにはランニングよりも筋トレが重要だということがわかりますね。

ダイエットならやっぱり筋トレ

 

もしあなたが効率的に短時間でダイエット・痩せ体質を目指すのであれば、筋トレのほうが優先順位が高いことがわかりますね。

 

しかし私はランニングも大切だと思っています。

 

汗をかくことによるデトックス効果、そして特に呼吸循環器系の機能向上にランニングは非常に有効です。

 

体の水分代謝や酸素の運搬能力は、どちらとも健康に欠かすことはできません。

 

これは筋トレだけでは補えない部分です。

 

どちらかだけでなく、いいとこ取り。

 

これくらい欲張りでもいいかもしれませんね!

 

くびれサーキットトレーナー
山戸勝道