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2020.05.07大久保 亮介
寝溜めはストレスを増加させるからダメ
広島市中区の20分筋トレジム くびれサーキットの大久保です。
あなたは仕事を頑張った一週間の疲れを、どのように回復させますか?
運動?
買い物?
それとも寝溜め?
疲労回復には、自分のストレスを発散出来ることに使う時間とすることが良いですが、今回は寝溜めについて、自律神経の観点から私がオススメ出来ない理由をご紹介します。
目次
寝溜めは疲労回復できない
『仕事で疲れたから週末はダラダラ過ごす』
という方も、少なからずいらっしゃるかと思います。
たしかに、忙しいであろう次の一週間を想像すると、寝れるうちに寝ておきたい気持ちも分かります。
しかし、残念ながらそのダラダラ(寝溜め)行為は、疲労回復するどころか、むしろ疲労を溜めてしまってるかもしれません。
あなたが毎週仕事で疲れている理由は、その休日の過ごし方にあるかもしれないのです。
様々な研究機関で調査報告が出ていますが、どのような発表でも共通して言えることは、『寝溜めでは疲労回復出来ない』ということ。
平日に寝不足だった分、休日で補おうとしても、それは不可能。
要するに、日頃から十分な睡眠を取る必要があり、そうでなければ疲労回復は望めないのです。
なぜ寝溜めは出来ないのか?
では、なぜ寝溜めは出来ないのでしょうか?
これは人間の本能的な部分にヒントが隠されています。
人間の脳は動き続けるようにプログラミングされている
昔、人間は狩りをして生活していました。
動いて狩りに出て獲物を捕まえなければ、人間はいずれ餓死してしまいます。
ですから、人間の脳みそは、動き続けられるようにプログラミングされているのです。
これに抵抗する行動、即ちダラダラ動かないことや、寝溜めを繰り返す行為は、脳やカラダに疲労やストレスとして蓄積されていきます。
現代社会において動く機会が減少している
では、今のあなたの生活を振り返ってみましょう。
あなたは毎日仕事中、カラダが大きく動いていますか?
デスクワークではないですか?
車に乗って営業周りではないですか?
立ちっぱなしで歩かない仕事ではないですか?
実は、現代社会において、自ら大きくカラダを動かして仕事をする機会というのは、極端に減っているのです。
動く機会が極端に減っているということは、脳やカラダにストレスを与え続けているということになります。
動く機会の減少が睡眠不足を招いている
カラダを動かさないストレスで、自律神経(交感神経・副交感神経)は乱れます。
脳は活発に動いているのに、カラダは動いていない。
このギャップのせいで、夜は脳を休めたくても、交感神経が優位な状態で維持してしまい、眠れなくなってしまうのです。
睡眠不足が続いて疲労回復は望めるでしょうか?
難しいですよね。
疲労回復のために大切なこと
つまり、あなたの疲労を回復させるのは、週末の寝溜めではなく、日頃から質の良い睡眠を取らなくてはなりません。
質の良い睡眠を取るためには、自律神経を正しく働かせる。
日々、お家でもジムでも、もちろん屋外でも、どこでも良いから、カラダを動かす機会を設ける。
こうやって交感神経を優位にすると、その反動で、副交感神経(睡眠作用)を活性化させることにも繋がります。
もちろん休日も、同じようにカラダを動かした、そのサイクルを崩さないようにしなければなりませんよ。
最後に
週末にまとめて寝るのは、疲労蓄積の末期症状。
日頃から自分のカラダをケアしてあげなければ、あなたはいずれ疲れ果ててしまうでしょう。
そんなモチベーションで仕事をしても、効率なんて上がる訳がありません。
もちろん、仕事でなくても、色んなことへ悪影響が及びます。
寝溜めはノー。
日々の質の良い睡眠って、ほんと大事なのです。
くびれサーキットトレーナー
大久保 亮介