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2020.04.19山戸 勝道

断食ダイエットの落とし穴

 

広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの山戸です!

 

30代は身体にとって大きな分岐点。身をもって実感している方も多いのでしゃないでしょうか?

 

いわゆるアラサー・アラフォー世代にとって、美と健康はこれからの人生のテーマと言っても過言ではありませんね。

 

しかし女性の社会進出が盛んとなり、仕事の忙しさと相まって問題なるのが”時間的猶予”の減少です。そこで手軽に取り組めると最近話題となっている「月曜断食」について少し解説していきましょう。

 

結論から言うと、断食には様々なデメリットがあるためオススメすることは出来ません。なので「私には断食しか残された道がない」という固い決意があるのであれば、ここで読むのを止めておきましょう。

 

アラサー以降、以前と同じ食生活・生活リズムであるにも関わらず”太ってきた”と実感した場合、考えることは2つ。まずは運動と食事ですよね?

 

しかし、食事に気を付けるといっても仕事や友人との付き合いから、健康的でヘルシーな食事に変えることは至難の業。そこに料理嫌いとなれば、もはや行き着く所は決まっています。そう、【食べない】ことです。

 

栄養学的に知識が無くても、食べなければ体重が増えることはないというイメージは沸きやすいですよね。

 

つまり”食べずに痩せること”はあなたにとって”楽”(らく)なのです。

 

人間誰しもが楽をしていきたいものです。勿論一部の人間はストイックに自分を追い詰めるとに快楽を感じていることも事実ですが(笑)

 

さて、このように実施しやすく楽そうな断食には大きな2つのデメリットあります。

 

まず1つ目は【身体のハリや潤いの低下】です。つまり、痩せこけるという表現が理解しやすいかと思います。健康的な身体の条件で、肌ツヤの良さは女性にとって欠かすことが出来ないマストな部分ですよね。

 

しかし過度な断食によって栄養の摂取を怠ると、身体は栄養不足に陥ります。これは置き換えダイエットによって食べていると錯覚している方にとっても非常に危険なことです。例えばこんにゃくを始め、炭酸水や酵素ドリンクなど、一見ヘルシーに見えるこれらの食材は、身体を作る栄養素をほとんど含んでいません。

 

つまり、ただ胃を膨らませて”食事をした”という錯覚を脳に与えるだけなのです。

 

そして栄養不足を認識した身体が起こす次の反応は自食作用(オートファジー)です。極端に食べずに痩せる理由はここにあります。そして真っ先に消費されるのは脂肪ではなく、筋肉や水分です。顔や体型を支える筋肉が落ちてしまうことで、痩せこけたり老けて見えるという訳です。

 

2つ目のデメリットは【基礎代謝の低下】です。これは先ほど説明した筋力の低下に基づいています。筋肉が落ちてしまえば、日常的に消費するエネルギー量も低下してしまいます。つまり、痩せにくいという訳です。

痩せようとして行動した結果が痩せにくい身体を助長したとなれば、まさに本末転倒。これではいつまでたっても理想的に痩せることは出来ません。

 

筋肉量の低下とダイエットの関係につきましては、こちらのコラムで詳しく解説しておりますので是非ご参照ください。

 

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もしあなたがリバウンドをせず、健康的にダイエットをしたいのであれば是非参考にしてみてくださいね!

 

くびれサーキットトレーナー
山戸 勝道