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2020.06.13山戸 勝道
梅雨は汗をかきやすい?
広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの山戸です!
いよいよ本格的な梅雨のシーズンがやってきましたね。
連日のように、中国地方である広島では朝から雨が降り続けています。
そして暑さに加え、身体中にまとわりつくような湿度を感じます。
カラッと晴れたひと比べ、湿度が高くなると何となく身体を動かしづらくなってしまうこともあるでしょう。そして汗で身体はベタベタになってしまいますよね?
それは何故なのでしょうか?
そこで今日は、湿度が高い状況でのトレーニングの注意点について掘り下げていきましょう。
目次
湿度が高いと乾かない
「梅雨の時期だと洗濯物が乾かない・・・」
このような経験がある方は多いはずです。
そもそも『湿度』とは、空気中の水分量のことを表します。
つまり湿度が高ければ高いほど、空気が含む水分量が多いことを示すのです。
そして洗濯物が乾くメカニズムは”水分の移動”です。
衣類が含む水分が蒸発し、空気中に出ていくことによって洗濯物は乾くのです。
この事から、空気中の水分が多い(湿度が高い)と水分の蒸発が行われないことがわかりますね。
そしてこの状況下でトレーニングを行うと、身体に変化が現れます。
それが『多量の発汗』です。
汗”も”乾かない
汗をかくことは、体温の調整において欠かすことはできません。
普段私たちがかく汗のメリットや効果については、こちらに詳しく記載しておりますので是非ご覧ください。
∇【事実】汗をかいてもダイエットに効果ナシ【筋トレしよう】
https://www.kubirepro.jp/muscles_fascia/sweat/
そして湿度が上がることで、洗濯物と同様に汗も乾きにくくなるのです。
トレーニング中の発汗は基本的に体温調整ですが、これはあくまで湿度が低くてカラッと晴れている時に限ります。
汗は皮膚表面から乾くように蒸発し、同時に身体の熱を放散させるのです。
しかし湿度が高くなると汗は蒸発する量が少なくなり、水滴として身体全体にまとわりつきます。
この状態を、楽観的に『汗をしっかりかいた』と勘違いしないようにしましょう。
確かに目に見える汗は増えましたが、これは蒸発しなかった汗が残った結果なのです。
つまり汗が水滴となって身体にまとわりつくということは、体温を放出できていない状態という訳です。
夏場の外気温が高くなった状況でこれは非常に危険です。
体温は上昇し続け、熱中症症状へ発展してしまうことも十分考えられます。
まとめ
あなたはトレーニング中に汗をしっかりかいていますか?
汗をかくほど身体を動かしたのであれば、水分補給だけでなくタオル等を使って汗をしっかり拭く習慣をつけておきましょう。
トレーニング効果をより高めるためにも、そして安全にトレーニングを行うためにも、梅雨の時期のトレーニングには注意していきましょう!
くびれサーキットトレーナー
山戸勝道