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2020.10.05清水 幸一郎

脂肪は流れる?

 

 

広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの清水です!

 

皆さんは

 

“脂肪を流す”

 

という言葉を聞いたことがありますか?

 

マッサージ法や、セルフケアでこのような言葉を使われることがありますが…

 

脂肪はどこにも移動しません。

 

エネルギーとして活用するしか、減らす術は無いのです!

 

簡単に解説していきたいと思います!

 

脂肪が流れるなら…

 

もし脂肪が別部位へ流れることがあるのなら、重力によってどんどん下へ流れるはずです。

 

お腹から下半身に流れていき、足首はパンパンに脂肪で腫れ上がるはず…

 

そんなことはありえないですよね?

 

また、マッサージなどで脂肪を刺激すると、減りやすくなるという話もありますが、それだとマッサージでどんどんカラダが締まっていくでしょう。

 

それも経験上無い方がほとんどではないでしょうか?

脂肪は分解して筋肉へ

 

脂肪は分解して筋肉へ運搬し、エネルギーとして活用しない限り燃焼されません。

 

まず脂肪を分解するには、運動が大切です!

 

活発にカラダを動かすと、交感神経が優位になり、リパーゼという酵素が活発化されます。

 

リパーゼが脂肪を分解すると、遊離脂肪酸とグリセロールになります。

 

この遊離脂肪酸を筋肉へ運ぶことで、ようやくエネルギーとして使えます!

運動の長さは関係ない

 

数年前までは、20分以上運動をしないと脂肪が燃えないと言われていましたが、近年の研究では、小分けに運動を行っても結果は変わらないことが分かっています。

 

10分でも良いので、カラダを活発に動かすタイミングを作っていきましょう!

 

筋肉がたくさんあれば燃焼量がアップする

 

遊離脂肪酸がエネルギーとして使われるのは、筋肉内にあるミトコンドリアです。

 

そのため、筋肉量が多くなるほど、ミトコンドリアの数が増え、燃焼効率がアップします!

脂肪を運搬するのは誰?

 

分解されて遊離脂肪酸になったものを筋肉は運搬してくれるのは、”カルニチン”という物質です。

 

カルニチンは、赤身の肉や、魚、卵などに多く含まれいます。

 

サプリなどもあるので、補助的に取り入れるのもオススメです。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

脂肪が流れないことはご理解いただけたかと思います。

 

流すのではなく

 

分解→運搬→燃焼

 

この流れを作るために、運動を行い、燃焼できるだけのエンジン【筋肉】を筋トレで増やしておくことがオススメです!!

 

是非参考に理想のカラダを作りましょう!

 

くびれサーキットトレーナー
清水 幸一郎