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2020.10.07清水 幸一郎
ケトジェニックは一般人向けではない。
広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの清水です！
数年前からダイエット法として、耳にするようになった”ケトジェニック”
糖質を断ち、脂質を積極的に摂取するダイエット法のことを言います。
このダイエット法は、一般の方には向きませんので、お気をつけ下さい…
その理由を解説していきます。
目次
ケトジェニックの狙い
ケトジェニックダイエットは、糖質を摂取した際の血糖値の上昇により、その糖質が体脂肪として体内に蓄積されることを減らす狙いがあります。
併せて、人間のカラダを動かすエネルギー源となる、糖質と脂質の片方を体内に入れないことによってカラダに蓄えた脂質をエネルギーへと変換しやくする狙いがあります。
血糖値を下げると…
低血糖状態になると、カラダの機能は低下していきます。
脳を動かすのも、カラダを動かすのも、糖質がエネルギーになるからです。
自律神経が乱れ始め、強い空腹を感じたり、不眠、頭痛、疲労感などを引き起こします。
また、脳へのエネルギーは必ず必要ですので、筋肉を分解することで糖を作り出す機能が働いてしまい、筋肉は落ちていきます。
結果的に代謝は下がり、体重が一時的に落ちたとしても、必ずリバウンドします。
脂肪でエネルギー源を全てまかなえる？
脂肪は分解して燃焼するのに、ある程度工程を踏む必要があるため、エネルギーへの変換効率は良くありません。
ケトジェニックダイエットを行いながらでも、運動を続けている場合は、素早くエネルギーを作り出すために糖質を欲します。
しかし、体内には糖質が無い…
十分なパフォーマンスを発揮できず、非効率的な運動になってしまいます。
脱水状態になる
糖質は体内で水と一緒に貯蔵されているため、糖質が減っていくと水が抜けていきます。
脱水状態は、熱中症と同じような症状を想像していもらえれば良いかと思います。
カラダの機能を低下させることは、ダイエットにおいて良いことはひとつもありません。
ボディビルダーがよくオススメしている
近年は肉体美を競う、ボディビルやフィジークなどの様々な大会が行われています。
そのような方々行なっているケトジェニックダイエットは、元々かなりの筋肉量があり、基礎代謝が高いからこそ、効率的に脂肪を燃焼することが可能になっています。
代謝の低い一般の方がやると、ただのエネルギー不足になり、代謝は落ち、栄養失調と同じ状態になります。
極端なことはやめましょう
日本で流行るダイエットは、極端なものが多すぎます。
これがいいらしい！
と、固執するのではなく、全てのバランスを整えることが一番理想的で、確実に効果が出る方法です。
知識をつけましょう
僕らは仕事としてやっているため、知識があって当たり前ですが、一般の方でも自分のカラダについての知識はつけるべきです。
きちんと知っていけば、上辺だけのダイエット法に惑わされ、リバウンドを繰り返すことも無くなるでしょう。
まとめ
いかがでしたか？
気をつけるポイントを間違えたり、偏ったダイエットを続けると、脂肪は減りません。
その結果はいつもご自身が感じているのではないでしょうか？
トレーニングで代謝を高め、バランスの良い食事を摂る！
それが一番健康的なダイエット法です。
くびれサーキットトレーナー
清水 幸一郎