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2020.10.21清水 幸一郎

腹八分目を心がける最大の理由

 

広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの清水です!

 

食事をとる際の目安として、よく言われるのが”腹八分目”というフレーズです。

 

お腹いっぱいまで食べないと食べた気がしない。というのは、その時の満足感を満たすためだけで、実際には腹八分目までで十分なのです。

 

お腹が減るのはエネルギーを欲するサイン

 

基本的に【お腹がすいた】と感じるときは、カラダがエネルギー源となる栄養素を求めている証拠です。

食べたものは、体内で分解、吸収され、血液を通って全身にエネルギーとして送られます。

 

特に脳や筋肉を動かすエネルギーとなるのが、糖質です。

 

お米や麺類などの炭水化物が分解されると糖として血中に流れます。

 

血液中の糖の濃度を血糖値といいます。

 

この血糖値が下がると、エネルギー不足でお腹が減ったと感じます。

 

お腹が減ったからご飯を食べるというのは、栄養補給として、自然な流れです。

血糖値の上昇スピード

 

食事内容によって、血糖値の上昇スピード(GI値)が異なります。

 

砂糖が使われた料理やお菓子は、血糖値の上昇スピードが早く、少量でも満足感を得ることができます。

 

しかし、血糖値の上昇スピードが早いと、下降スピードも早く、またお腹が空きやすい状態になってしまうので、注意が必要です。

 

血糖値の上昇と満腹感のラグ

 

食事をしていると、徐々に血糖値が上がっていきますが、まだ上がっている段階でたくさん食べると、必要以上に食べてしまうことになります。

 

早食いの人が太るのはこのせいですね。

 

腹八分目では、イマイチ食べた感じがしないという方も、ゆっくり食べて、時間をおいてみましょう。

 

血糖値が上昇してくれば、次第に満腹感は出てきます!

 

お腹がパンパンになって、満足するところまで食べると、確実に食べすぎになるので注意してください。

GI値が高い食材は脂肪になりやすい

 

GI値が高い食材は、すぐにお腹が減ってしまうという点以外にもデメリットがあります。

 

血糖値が上昇すると、血液がドロドロになってしまうのを防ぐためにインスリンというホルモンが出ます。

 

栄養を体内に取り込む働きなので、良い面もありますが、糖が脂肪として蓄えられる原因にもなります。

 

徐々に血糖値を上げる為に、白米を玄米に変えるなど、低GIの食材を食事に入れるよう意識してみてください!

まとめ

 

腹八分目は、誰でも取り入れやすい、効果的な食べすぎ防止策です。

 

慣れればその量でOKになってくるので、お腹いっぱいまで食べている方は意識してみて下さい!

 

くびれサーキットトレーナー
清水 幸一郎