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2021.02.11上原 道矢
意外と見落としがちな塩分の摂りすぎのデメリット
こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの上原です!
ダイエットを頑張っている方は、炭水化物や脂質の摂りすぎ、タンパク質の摂取を意識することが多いと思います。
これは素晴らしいことですが、実は見落としがちなポイントがあります。
それが、「塩分」です。
今回はそんな、意外と見落としがちな塩分に関するお話です。
目次
意外と見落としがちな塩分の摂りすぎのデメリット
塩分の摂りすぎによって起こるデメリットには、次のようなものがあります。
・腸内フローラが死ぬ
・摂取カロリーが増える
それぞれ簡単に解説していきますね。
老化が進む
ミュンヘン大学が行った実験では、塩分の摂取量によって体内の炎症にどのような変化が出るのかを調べています。
結論だけお伝えすると、「1日12gの塩分を摂ったら免疫細胞の数が激増する」ということが分かっています。
反対に、塩分を減らすほど抗炎症作用があるIL-10が増加しているので、塩分の摂りすぎの悪影響は計りしれませんね。
腸内フローラが死ぬ
塩分に抗菌作用があるのは有名な事実で、食品の保存なんかに使われていますね。
スーパーのおかずなどが良い例です。
しかし、これが体内に過剰に取り込まれると、抗菌作用が腸内に働きかけて、大事な腸内細菌を乱してしまいます。
具体的には、腸内の善玉菌が減ることで免疫疫システムがガタガタになり、体内の炎症が増加するという仕組みです。
腸内環境はダイエットにおいて欠かせないポイントなので、これもまた大きなデメリットといえますね。
摂取カロリーが増える
ディーキン大学の実験によって、高脂肪食と塩分の多い食事はカロリーの摂取量が増えることが分かっています。
もちろん高脂肪食のほうが摂取カロリーは増えますが(具体的には60%増える)、塩分の多い食事だと摂取カロリーが11%増えます。
この数値は肥満を招くには十分な数値です。
塩分の摂りすぎはむくみだけでなく、肥満にもつながるのはなんとも嫌な事実ですよね。
普段の生活で塩分を意識しよう!
この話から学べることは、『普段の生活で塩分の量を意識すること』です。
例えば、セブンではタンパク質がたくさん入った鍋が売っていますが、この鍋は食塩の量がとても多いです。
このように、タンパク質がたくさん入っているものにもデメリットがあることを知るだけで十分価値があります。
1日の摂取量に関しては、『5g以下』が目安です。
この数値を意識した生活を心がけてみてください。
くびれサーキットトレーナー 上原道矢