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2020.06.29上原 道矢

【事実】ダイエットはマイナスよりプラスで考えた方が上手くいく

こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの上原です!

 

ダイエットをする時、真っ先に思い浮かぶのが「摂取カロリーを減らす」だと思います。
おそらくあなたも、体重を減らしたいと思った時に同じようなことを考えたことがあるのではないでしょうか?

 

これは一見正しい考え方のように思えますが、長期的に見ると損をする可能性が高いです。

 

今回は、ダイエットをするならマイナスよりもプラスの考え方をした方が良い理由について解説していきます。

 

ダイエットとは

 

そもそも、ダイエットとはなんでしょうか?
少し考えてみてください。

 

意外と知らない方が多いのですが、ダイエットは減量を意味するものではありません。
正確にいうと、減量をするために食事内容を制限することを指します。

また、これも意外かもしれませんが、体重を増やすために摂取カロリーを増やすこともダイエットと呼びます。

世間的には「ダイエット=減量」になっていますが、正確には違うことを認識しておきましょう。

 

少なくとも僕のブログでは、ダイエットと減量を分けて使っているので、勘違いしないでくださいね。

 

ダイエットはマイナスよりもプラスで考えた方が上手くいく

 

本題に入りますが、ダイエットをするとなると「糖質を制限しよう」とか「揚げ物を食べ過ぎないようにしよう」といったことを考える方が多いですよね。

 

もちろんこの考え方も大事ですが、この考え方ばかりだと本来は必要な摂取量を満たすことができません。

 

例えば、脂質には正常なホルモンの働きを助けたり、肌に潤いを与えたりする、といった役割があります。
なので、あまりにも脂質をカットすると、ホルモンバランスが崩れて生理不順になったり、肌が荒れたりします。

 

摂りすぎは良くないですが、ある程度の摂取量は大切というわけです。

 

ダイエット中にプラスした方が良い栄養素

 

ダイエット中に積極的にプラスした方が良い栄養素は以下の通りです。

・タンパク質
・発酵食品
・食物繊維

もちろん、ビタミンやミネラルなども積極的に摂取すべきですが、ここでは上記の3つを取り上げます。

 

①タンパク質

 

タンパク質を積極的に摂取すべき理由については、【衝撃】タンパク質を多く摂取するべき意外な理由でも書いていますが、全体的な摂取カロリーが減る傾向にあるからです。

 

タンパク質を摂りまくれば良いというわけではありませんが、そもそも人間の体の6割はタンパク質でできているので、言わずもがな摂取すべき栄養素です。

 

特に女性の場合はタンパク質が不足しがちなので、プロテインを飲んでしっかりとタンパク質を摂取することをオススメします。

 

②発酵食品

 

発酵食品は科学的に認められている数少ないスーパーフードです。

 

「脳機能の改善に役立つ」や「リーキーガットに効く」などのメリットがありますが、中でも嬉しいのは「肥満の予防につながる」でしょう。

ちなみに、リーキーガットとは腸の内側に傷がついた状態のことで、日本語で言うと「腸管壁浸漏症候群」です。わかりやすく言うと、悪い物質が腸に侵入いってしまうということを指します。

実際に、糖尿ぎみの男女21名に発酵食品(キムチ)を8週間食べてもらったところ、インスリン抵抗性が改善し、BMI値が下がった実験や、肥満の男女22名に発酵食品(キムチ)を4週間食べてもらったら、体脂肪や血圧が改善した実験などがあります。

 

もちろん、発酵食品を食べれば痩せるというわけではありませんが、腸内環境を整えるのにも有効なので、意識的に摂って損はないでしょう。

 

③食物繊維

 

おそらく食物繊維が体に良いことは誰もが知っていますよね。
しかし、実際にはほとんどの人が1日に摂取すべき食物繊維の量をクリアできていません。

1日25~29g摂るのが望ましいとされていますが、日本人は1日15gの食物繊維しかとってないことが様々な研究から分かっています。

「食物繊維とダイエット」に関する研究から質が高い62件を抜き出したメタ分析によると、1日8.0 gの水溶性食物繊維を8週間ほど飲み続けると、体重が有意に減少することが分かっています。

 

食べすぎると便秘になることもあるので注意が必要ですが、ほとんどの人は必要最低限の摂取量をクリアできていないので、意識的に摂るのが望ましいですね。

 

ダイエット中は避けた方が良い栄養素

 

「ハッキリとこれ!」とは言いづらいのですが、いくつかあるので紹介します。

・バターなどの飽和脂肪酸
・ポテトチップスなどの油分の多いお菓子
・菓子パンなどの精製された炭水化物
・ハムやソーセージなどの加工された肉

上記の栄養素(食品)は、過去の研究によって体に悪い側面の方が多いことが分かっているので、食べないのが吉です。

 

中でも驚きなのが加工された肉だと思います。
実はハムやソーセージなどの加工肉を長年にわたって食べていると、結腸がんや脳卒中、心筋梗塞のリスクが高くなることが分かっています。

 

これはお肉大好きな僕も少し驚きですが、加工されたお肉はあまり食べ過ぎず、鶏肉や魚をたくさん摂ると良いですね。

 

ダイエットに対する考え方を見直す

 

多くの人はダイエットをするとなると、「これを食べないようにしないとな」と考えます。

 

そうではなく、「これを食べることで全体的なカロリーバランスが良くなるな」といった考え方の方が長い目で見るとダイエットには成功します。
これは絶対です。

 

以前のブログでも書きましたが、摂取カロリーが減れば消費カロリーも減ります。
これは、人間に備わっている恒常性によるものです。

 

ただ摂取カロリーを減らせば痩せるという考えは捨てましょう。
そして、健康的に痩せていきましょう!

 

 

くびれサーキットトレーナー 上原道矢