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2020.08.04上原 道矢

【悲報】糖質を減らして落ちた体重は体脂肪ではない

 

こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの上原です!

 

ダイエットをしようと考えた時に真っ先に思いつくのが「糖質の摂取量を減らすこと」ですよね。

 

確かに糖質の量を減らすことは大切なのですが、糖質をたくさん減らして体重を落とすことで、結果的に痩せにくい体になっている可能性があります。

 

今回の記事では、糖質を大幅に減らすデメリットについて解説していきます。

 

糖質を減らして落ちた体重は体脂肪ではない

 

実は今回この記事を書こうと思ったキッカケがありまして、それが以下の記事です。
»「エネルギーを知らない馬鹿者が多すぎ」運動医科学の権威に、叱ってもらう

 

落ちた体重の大半は水分

 

糖質(グリコーゲン)には、1個の分子に対して水が3~4倍結合しています。

 

つまり、糖質を抜いて落ちた体重のほとんどは水分ということです。
なんとも分かりやすいですね。

 

これを知らずに糖質を制限しまくると、体から水分が抜けて筋肉も合成しづらいし、肌もカサカサになるしでデメリットしかありません。

 

ケトン体はどうなのか?

 

糖質を制限しまくると、体の中でケトン体が作られるようになります。

ブドウ糖が不足すると体の脂肪が燃焼されエネルギー源として使われるようになり、その時に肝臓で作られるのがケトン体です。

糖質を使わなくなると脂肪を優位に代謝するわけですが、糖質という効率的なエネルギー源がなくなると、カロリーを節約せざるを得なくなるわけです。

 

中にはケトン体を作ることでパフォーマンスが上がったという人もいますが、反対に劇的にパフォーマンスが下がった人もいるので、辞めておくのが懸命と言えますね。

 

糖質制限はどのくらいにするべきか?

 

2009年にアメリカ栄養士会で報告された4,000人のデータによると、総エネルギーの47%以下の低炭水化物摂取は過体重や肥満の発症に有意に関与していました。

 

逆に最も肥満のリスクが低いのは47〜64%で、これは厚生労働省が発表しているPFCバランスとほとんど同じ数値です。

 

なので、糖質を制限するにしても、全体の47%までにする。

そして、その1/3をタンパク質で摂取するということを意識すると、筋肉がつきやすくなります。(もちろん筋トレは必須ですが…)

 

ダイエット法は何十通りとありまして、どれが正解とかはないのですが、体に負担をかけずにリバウンドの可能性をできる限り低くしたいのであれば、今回の記事は非常に参考になると思います。

 

ぜひ参考にしてみて下さい!

 

くびれサーキットトレーナー 上原道矢