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2020.06.02上原 道矢

【重要】意外と知らない食物繊維の効果とオススメの食品

こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの上原です!

 

 

今回は食物繊維をテーマに解説していきます。

 

「腸内環境を整える」や「カロリー数が低いため肥満防止になる」といった効果があることは、おそらくご存知でしょう。

 

しかし、実は食物繊維にはそれ以外の効果があります。

 

今回もある研究結果を紹介しながら、食物繊維の効果について解説していきます。

 

食物繊維の基礎知識

 

まず、食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2つの種類があります。

水溶性食物繊維…栄養素の吸収スピードを緩やかにする。また、便を柔らかくする。
不溶性食物繊維…腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を盛んにし、消化管を通過する時間を短縮させる。また、便のカサを増す。

ザックリ言うと、このような特徴です。

 

どちらもバランス良く摂取するのが良いですが、水溶性(特に善玉菌)を意識的に摂取するのがオススメです。

 

 

意外と知らない食物繊維の効果

 

食物繊維を摂取することで、以下のような効果が期待できます。

・腸内環境が良くなる
・肥満防止になる
・コレステロール値を低下させる
・病気の予防になる

おそらく上の3つは聞いたことがあると思います。

 

今回特に意識していただきたいのが、一番下の「病気の予防になる」です。

 

 

中国の130万人のデータから分かったこと

 

中国のPLA病院が130万人のデータを調べた研究があります。

 

その結果によると、食物繊維の摂取量が多い人は、少ない人に比べて以下のような効果が現れたのです。

・早期死亡率が23%低下
・癌の発症率が17%低下
・炎症性の病気が43%低下

ここまで効果が出ると、怪しくなるレベルですね。笑

 

今の時代は2人に1人がガンになると言われている時代なので、そのガンの発症率をここまで下げられるのは素晴らしいですよね。

 

 

食物繊維の理想的な摂取量

 

先ほど「食物繊維の摂取量が多い」と記述しましたが、どのくらい摂取すれば良いのでしょうか?

厚生労働省によると、1日20~27gの摂取量が望ましいとされています。

しかし、現代の日本人は13~17gほどしか摂取できていないと言います。

 

この差はかなり大きく、昔よりも腸内環境が悪いことは容易に想像できるでしょう。

 

最低でも、今の1.5倍は食物繊維を摂取する必要があるのです。

 

 

食物繊維を豊富に含んだオススメの食品5選

 

では最後に、食物繊維を豊富に含んだオススメの食品を紹介します。

①こんにゃく
②ごぼう
③切り干し大根
④しめじ
⑤りんご

比較的摂取しやすい食品を選びました。

 

できる限り、毎回の食事で食物繊維を摂取することを意識してみて下さい。

 

 

くびれサーキットトレーナー 上原道矢