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2020.06.08山戸 勝道

ダイエットを妨げる貧血と筋破壊

 

広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの山戸です!

 

引き締まった健康な身体作りのためにトレーニングを欠かすことが出来ません。

 

そしてトレーニングと同じくらい食事を欠かすことも許されません。

 

理由は簡単です。

 

あなたの身体を作るためには栄養を摂取するしかないのです。

 

そこで今回は、食事を摂らずにトレーニングをしていると起こる身体のネガティブな二つの変化についてお話していきたいと思います。

 

①血が足りなくなる

 

筋肉を動かすために必要なものは【血液】です。

 

心臓から大動脈を通り、そして手足末端へ細かく伸びる毛細血管を介して筋肉が動くために必要な酸素や栄養素を運搬する役割を担うのが血液なのです。

 

そしてこの血液が少なくなったサインが『貧血』です。

 

軽い”立ち眩み”を初め、頭痛や目眩を引き起こす原因となる貧血症状を軽視する方は意外と多く、トレーニングを始める前に必ず注意するチェック項目と言えます。

 

トレーニングをして筋肉を動かせば、その分多くの酸素や栄養素が必要なため、必要な血液量は増加します。

 

しかし筋トレによって筋線維にダメージが与えられると、血中タンパク質(赤血球や白血球、血小板など)もまた組織の修復のために筋肉へ集中します。

 

男性に比べて月経によって血液を失うリスクの高い女性は、血液の不足によって筋肉が正しく栄養されなくなったり、筋線維の修復が行われなくなり、筋肉量の増加を妨げてしまいます。

 

この大きな原因が貧血という訳です。

 

貧血とは赤血球に含まれるヘモグロビン(赤い色素)の量が減った状態のことを差し、進行すると全身の筋肉やあらゆる細胞に酸素や栄養素を運ぶ能力が低下する。

②筋肉が減る

 

ダイエット、そしてボディメイクのためにトレーニングをしているのにも関わらず、筋肉量がなかなか増えない方もいるのではないでしょうか?

 

その原因は多々考えられますが、やはりまず知っておいていただきたいのはトレーニングだけでは筋肉は増えないということです。

 

つまり食事制限ばかりに気を取られ、肝心の筋肉のもととなるタンパク質の摂取量が必要量よりも大幅に下回ってしまえば筋肉は肥大するどころか、逆に衰えてしまうことも考えられます。

 

食事は引き算ではない

 

トレーニング人口の増加に伴い、筋肉がタンパク質から作られることを知っている方はかなり増えています。

 

しかし、貧血の原因として多い鉄欠乏性貧血の原因もいくつかあります。

 

月経過多で多くの鉄分(血液)が失われたり、過度なダイエットや偏食による鉄の摂取不足に加え、赤血球を構成するヘモグロビンの材料であるタンパク質の不足も重大な貧血を引き起こす原因となるのです。

 

このように、身体を作る様々な組織はタンパク質が必要不可欠という訳ですね。

 

まとめ

 

あなたは痩せたい事が最優先で無理な食事制限をし、トレーニングを行っていませんか?

 

食べずに運動をしてエネルギーを消費すれば確かに体重は減るでしょう。

 

しかし、これでは一生あなたのなりたい身体に近づくことはできませんよ?

 

くびれサーキットトレーナー
山戸勝道