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2020.06.26山戸 勝道
休むだけでは疲労が回復しないのは何故?
広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの山戸です!
テレワークが主流となり、出勤時間が短縮したといっても一日の時間が延びる訳ではありません。
家事や仕事そして子供の世話に追われれば、一日はあっという間に過ぎてしまいます。
気が付けば夕方、そして夕飯を食べると寝る時間は刻一刻と近づいてきます。
『今日も疲れたなぁ・・・』
そして就寝すればあっという間に朝を迎え、疲労が回復しないまま毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、休むだけでは疲労が回復しない理由について掘り下げていきましょう。
目次
横になる≠回復
布団に入っても眠りが浅い、もしくは寝付けない経験がある方は多いですよね?
自律神経の乱れや精神的な興奮などにより、あなたの眠りは妨げられます。
デスクワークで一日中ほとんど体力は消耗していないはずなのに、なぜこんなにも疲れを自覚してしまうのでしょうか。
それはもしかすると、運動不足が原因かもしれません。
『疲れているのに運動なんかしてたら余計に疲れるだけ・・・』
もしかすると、あなたはこんなことを頭の片隅の思っているかもしれませんね。
しかし、動かなければ体力が回復するのはゲームの世界だけの話。
現実世界では、体力を回復させるためには十分な栄養と酸素が身体中に行き渡ることが大切なのです。
じわじわと疲れていくのは酸素不足
ふと思い返してみると、そもそも運動による疲労とデスクワークなどの業務による疲労の種類は根本的に異なるということに気付くはずです。
筋トレによって筋肉を鍛えると、筋細胞はエネルギーと酸素を消費します。
そのエネルギー源は血糖から、そして酸素は呼吸数の上昇によって補われることはイメージできるのではないでしょうか。
しかしデスクワークではほとんど身体を動かすことはなく、呼吸数が上がることもありません。
ですが脳の主なエネルギー源は糖質であり、更に姿勢を維持するためには姿勢維持筋(脊柱起立筋など)は常に働いているのです。
そのため、運動と同様にエネルギーと酸素は消費されるのです。
しかし両者には決定的な違いがあります。
それは酸素摂取量の違いです。
デスクワーク中は酸素消費は穏やかのため脳や身体のセンサーが酸素の消費を自覚することが難しく、呼吸数が上がることはありません。
しかし確実に酸素は消費されており、酸素が足りなくなった全身の筋肉細胞は”酸化”してしまいます。
これが細胞を老化そして回復を遅めてしまい、疲労に繋がってしまうという訳ですね。
まとめ
いかがでしたか?
もしあなたが本当に疲れているのであれば、ただ横になるだけではいけません。
”短時間”でも、そして”低負荷”でも身体を動かして【呼吸数】を確保することで、筋肉細胞の”酸化”は抑えられ、疲労回復の為に必要な血液も確保することが出来るのです。
思い切って運動を始めていきませんか?
くびれサーキットトレーナー
山戸勝道