BLOG

2020.06.25上原 道矢

筋トレのモチベーションが下がった時の対処法

こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの上原です!

 

「筋トレを始めて数ヶ月は頑張ったけど、時間が経つにつれてモチベーションが下がる」ということはよく見られる現象です。

 

特に女性の場合は、筋肉がつきづらく成果が出ないことに対して嫌悪感を覚え、フェードアウトしていくことが多いです。

 

今回はそんなモチベーションに焦点を当てて、どうすれば筋トレ(運動全般)を継続することができるのかについて科学的なテクニックも踏まえながら解説します。

 

筋トレのモチベーションが下がらないためにやるべきこと

 

以前の【必見】圧倒的に効果の出るダイエットの目標設定法【挫折しない】の記事でも解説しましたが、目標を明確にするだけだと失敗する確率が高くなります。

 

もう少し噛み砕いていうと、失敗する過程でモチベーションが低下してしまうということです。

 

これは「どうにでもなれ効果(The-what-the-hell-efect)」と呼ばれるもので、多くの研究によって提唱された効果です。
迫力のある名前ですが、それくらい重要な効果なので覚えておいてください。

 

このことから、モチベーションが下がらないために「最低限の目標を決めておくこと」が重要になります。

 

最低限の目標とは?

 

具体的な例を出していうと、「最低でも月に2回はジムに行く」といったことです。

 

「月に2回ジムに行って体なんか変わらなくない?」と思うかもしれませんが、月に0回よりは変わることは容易に想像できますよね。

 

大事なのは継続することなので、最低限の目標は本当に最低限で良いのです。

 

最低限の目標は何にでも使える

 

少し話が逸れますが、この計画術は何にでも応用可能です。

 

例えば、資格を取ろうと思って勉強を始めたとします。

 

多くの人はここで「毎日1時間は勉強しよう!」と思い、目標設定をするでしょう。
しかし、現実では思いがけない仕事が入ったり、仕事で疲れていたりして勉強するやる気が出ないといったことが往々にして起こります。

 

これに最低限の目標である「1分でも良いから参考書を開く」を追加することで、最低限の目標をクリアすることができ、挫折(フェイドアウト)する可能性を極限まで減らすことができるのです。

 

筋トレのモチベーションが下がった時の対処法

 

ここまでを読むとモチベーションが下がることはなくなるはずですが、人間なので何かとモチベーションが下がることはありますよね。

 

そんな時は、自分のモチベーションがどの状態にあるのかを確認しましょう。

推進モチベーション…ポジティブな戦略のほうがやる気が出るパターンのこと。「運動を増やそう!」や「野菜を食べるぞ!」のようなものがこれに当たる。
予防モチベーション…ネガティブな戦略のほうがやる気が出るパターンのこと。「デザートは食べないでおこう!」とか「外食を減らそぞ!」のようなものがこれに当たる。

モチベーションには上記の2種類があると言われています。

 

また、ウィニペグ大学の実験によって、多くの人は目標から遠い時は「推進モチベーション」になり、目標に近づくにつれて「予防モチベーション」に切り替わることが分かっています。

 

つまり、ジムに行く頻度が下がって来た時はネガティブ要素が強いので、そこで「ジムに行く回数を増やそう」と思っても効果が出づらいというわけですね。

 

具体的なアクションプラン

 

こういう時は、「やらないことリスト」を作るのが効果的です。

・菓子パン食べない
・夜更かししない
・残業しすぎない
・嫌いな人と極力関わらない

上記のようなことは一例ですが、やらないことリストを作ってそれだけはやらないように心がけましょう。
ただ、あまりにもストレスになるものはNGです。

 

そうしているとストレスが徐々に解消されてくるので、またポジティブ思考に変わってきます。

 

モチベーションの上下が激しい方はぜひ意識してみてください!

 

理想は習慣化すること

 

いろいろ書きましたが、1番の理想は「習慣化すること」です。

 

「火曜日と金曜日は必ず18時になったら退社してジムに行く」といった風に、出来るだけ習慣化することを心がけてみてください。

 

僕も昔はお酒をほぼ毎日のように飲んでいましたが、習慣化のおかげで今はほとんど飲まないようになりました。

 

本記事を参考に、モチベーションの上下を極力なくし、習慣化させることを心がけましょう!

 

 

くびれサーキットトレーナー 上原道矢