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2020.11.27上原 道矢
意外と知らない「睡眠時の光」と「肥満」の関係
こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの上原です!
私のブログをご覧頂いている方ならご存知だと思いますが、睡眠の質がボディメイクに及ぼす影響はとても大きいです。
今回はそんな「睡眠時の環境」に焦点を当てて解説していきます。
目次
意外と知らない光と肥満の関係
結論から言うと、光を浴びながら寝ると肥満になるリスクが高くなります。
研究内容
今回ご紹介するのは、アメリカの国立衛生研究所などが、35~74歳の女性43,722人を約5年にわたって追った観察研究です。
まず被験者がどのような環境で寝ているのかを調べています。
・寝室の電気をつけたままで寝てる人…約17,000人
・小さな光の中で寝てる人…約13,000人
・寝室のテレビをつけっぱなしで寝てる人…約5,000人
・まったく光のない部屋で寝てる人…約7000人
・小さな光の中で寝てる人…約13,000人
・寝室のテレビをつけっぱなしで寝てる人…約5,000人
・まったく光のない部屋で寝てる人…約7000人
上記の4パターンに分けた上で、肥満率と比べています。
研究結果
その結果が以下の通りです。
・テレビや蛍光灯をつけっぱなしの部屋で寝てる人は、過体重になる確率が22%上がる
・肥満になる確率は33%上がる
・肥満になる確率は33%上がる
なお、どちらも光のない部屋で寝ている人との比較です。
全体的な傾向で言うと、明るい部屋で寝ている人は、体重、BMI、ウエストサイズなど、あらゆるポイントが肥満に向かっていました。
睡眠時間の長さに関わらず、肥満のリスクが上がる
ここまで聞くと「光のせいで睡眠不足になるのでは?」と思った方がいらっしゃるかもしれませんが、研究チームはこの説を否定しています。
「夜間に人工の光を浴びている人には、睡眠が足りていようがいまいが肥満と相関が出た」とのことで、たとえ7~9時間の一般的な睡眠時間を確保していても、睡眠時の人工的な光は肥満をもたらす可能性が高いと言います。
逆に言うと、夜間の光を減らせば、体重増加の予防に役立つ可能性が高いということです。
ということで、当たり前ではありますが、寝る時は部屋を暗くした状態にしましょう。
くびれサーキットトレーナー 上原道矢