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2020.04.25大久保 亮介
【原因】肩こりでほぐすべきは胸である
広島市中区の20分筋トレジム くびれサーキットの大久保です。
昨日のこちらのブログで、肩こりについて紹介しましたが、本日はその続きです。
目次
肩こりで硬くなりがちな筋肉
肩こりを感じている方がストレッチ不足になりがちな筋肉が、胸部もいくつか存在します。
今日はその内3つについて解説。
大胸筋
多くの方がご存知であろう大胸筋。
鎖骨、胸骨と肋軟骨(第2~7前面)、腹直筋鞘の3箇所から、上腕骨(大結節稜)に付着します。
この筋肉が硬くなることで、上腕は内旋位になり、胸郭は開きにくくなります。
大変大きな筋肉ですので、姿勢への影響も大きくなります。
日頃から柔軟性を保つことが大切です。
小胸筋
肩甲骨(烏口突起)から肋骨前面の第3~5肋骨に付着します。
小胸筋が単独で動いた場合、『肩甲骨下方回旋』と『肩甲骨下制』が行われます。
肩甲骨のこの動きは、首~肩にかけての筋ストレスを高める他、肩甲上腕関節(肩関節)のハマリをルーズにしてしまいます。
筋肉を伸ばすストレッチはなかなか難しいため、ダイレクトにほぐすのがセルフでは行いやすいです。
鎖骨下筋
鎖骨下筋は鎖骨を胸骨に向けて下方に引っ張る筋肉です。
比較的小さな筋肉ですが、この筋肉も肩こりには大きく関与します。
鎖骨下筋は『鎖骨と肩甲骨の下制補助』『胸鎖関節の保護と安定』で作用します。
こちらも伸ばしながらのストレッチは難しいので、鎖骨の真下辺りをダイレクトにほぐすと良いです。
肩こりは肩ばかりに注目しない
肩こりと聞くと、どうしても首~肩にかけてをどうにかしようとしがち。
しかし、実際に自分のカラダを理解すると、意外とウィークポイントはそこには無い場合が多いです。
肩甲骨の可動制限に繋がる胸の筋肉が硬くなると、
・肩こり
・インピンジメント
・肩関節周囲炎
・胸郭出口症候群
など、肩の異常に繋がることが考えられます。
胸部のみならず、日頃から柔軟性を保ち、全身のケアを怠らないようにしましょうね。
最後に
くびれサーキットでは、ストレッチエリアを設けておりますので、トレーニング前後にしっかりとストレッチを行って頂くことが可能です。
また、パーソナルトレーナーが常駐しておりますので、いつでもパーソナルストレッチを受けて頂けます。
ご希望の方はいつでもお声がけくださいね。
くびれサーキットトレーナー
大久保 亮介