LESSON COLUMNレッスンコラム
2019.12.16
筋肉と脂肪の関係性を解説【結論:体型にフォーカスするべき】
ダイエットを始める時、あなたは何を目標にしますか?
この質問に対し、「体重を落とすこと」と答えたあなたは危険な考え方をしています。
本記事で体重と脂肪の関係性を解き明かし、なぜダイエットをする時に体重にフォーカスするべきではないのかについて解説します。
「体重を落としたくて頑張って食事制限している」
「周りの人との体重の差が気になる」
「筋肉をつけることに抵抗がある」
どれか1つでも当てはまっているなら、このまま本記事を読み進めてください。
本記事を読み終える頃には、ダイエットの正しい考え方を身につけることができますよ。
目次
体重の数値を貼って歩くわけではない
体重を落としたい方に質問です。
あなたは体重の数値を背中に貼って街を歩くのですか?
違いますよね。
周りの人があなたの体重を聞くことはありません。
筆者は男性ですが、街を歩いている人がどのくらいの体重なのか気にしませんし、仲の良い友達にも「体重何kg?」とは聞きません。
それくらい周りの人は体重を気にしてはいないのです。
まずは、このことを理解しておいてください。
筋肉と脂肪の関係性
あなたが気になっているであろう、「筋肉と脂肪の関係性」について解説していきます。
果たして、「筋肉が重く、脂肪は軽い」は本当なのでしょうか?
「筋肉は重く、脂肪は軽い」の真相
体脂肪率を測定する方法として挙げられる「水中体重秤量法」では、どのくらい水に浮くかによって脂肪率を測定します。
脂肪は水よりも密度が低い(比重が軽い)ため水に浮きます。
反対に、脂肪以外の組織は水よりも密度が高い(比重が思い)ため沈んでしまうのです。
実際、筋肉と脂肪を同じ密度で比較してみると、その差は歴然です。
・脂肪→0.9007g/㎤
1㎤あたり「約0.2g」の差しかないように思えますが、これを1リットル(1000㎤)にしてみると、その差が「200g」となります。
これが「筋肉が重く、脂肪は軽い」の真相です。
同じ重さなら筋肉の方がスッキリして見える
以下のツイートを見るだけで、その意味が理解できるはずです。
どちらも同じ体重50㎏。
どちらも同じ人物。
食べないダイエットじゃなくて筋トレするダイエットを伝えたい。 pic.twitter.com/uhIFz2CJeq— 真理子 (@edJ451Qxme2J4T4) September 1, 2018
先ほど同じ密度の場合の話をしましたが、筋肉と脂肪を同じ重さにした場合、筋肉がついている方が圧倒的にスッキリして見えます。
・脂肪→100g÷0.9007g/㎤=約99㎤
先ほどと同様に計算をしてみると上記の通りです。
体重よりも体型にフォーカスした方が良い理由
ここまで読んだだけでも、体重よりも体型にフォーカスした方が良い理由はお分かりいただけたでしょう。
あなたが格闘家やボクシング選手ではない限り、そこまで体重を気にする必要はないのです。
体重が変わっていないけど体型が変わった実際例
言葉で説明するよりも、実際の写真を見た方が分かりやすいでしょう。
以下、30代女性(55分のパーソナルトレーニング)と40代女性(10ヶ月のパーソナルトレーニング)で体型の変化をあわらした写真です。
ここで大切なことは、「お二方とも、体重の数値は全く変わっていない」ということです。
30代女性(55分のパーソナルトレーニング)
特に、ヒップアップとバストアップが実現されているのが、写真だけで分かりますよね。
たった1回のトレーニングでも、特定の部位を意識して鍛えることで理想の体に近づくことは可能なのです。
パーソナルトレーニングに興味がある方は、くびれ美人の体験を受けられてみてください。
40代女性(10ヶ月のパーソナルトレーニング)
期間が長いこともあり、先ほどの方よりも圧倒的な変化が見られます。
しかし、重要なのは「体重は変わっていないこと」です。
これだけで体型にフォーカスすべき理由が分かりますよね。
ダイエット中に食事を抜くのはNG!
当たり前の話ですが、体重を落とすために食事を抜くなんてことは言語道断です。
このような流れになることがほとんどです。
また、どこかで限界がきてリバウンドすることも多々あります。
そうなると、筋肉がついていないため、痩せるのに相当の時間がかかってしまいます。
特に筋肉量が少ない女性はあえて食事量を増やして、筋肉をつけなければなりません。
参考記事:【重要】ダイエット終了後にリバウンドする5つの理由【対策あり】
ダイエットに筋トレは必須
減量目的であっても、筋肉量を増やす必要があるため筋トレは必須です。
くびれサーキットでは、20分という短い時間でしっかりと効果の出るプログラムが組まれています。
また、専属トレーナーがつくため、正しいフォームで効かせたい部位に効かせることができます。
1人ではトレーニングが続かない方や自分のトレーニング方法が合っているか分からない方は、ぜひ一度体験を受けてみてください。
インナーマッスルを鍛えることの重要性
実は、インナーマッスルを鍛えることはダイエットにおいて重要なポイントになるのです。
インナーマッスルを鍛えるメリットは以下の4つです。
- 基礎代謝が上がる
- 姿勢やスタイルが改善される
- 関節を安定させる
- アウターマッスルの基礎を作る
詳しい解説は、インナーマッスルとアウターマッスルの違い【インナーユニットについても言及】を参考にしてください。
インナーマッスルを鍛えることで姿勢が良くなる
本記事で、体重ではなく体型にフォーカスするべきという話をしてきましたが、体型には姿勢も含まれます。
キレイな姿勢で歩いているだけでも、引き締まった体に見られます。
そして、それを実現するのがインナーマッスルなのです。
重心を引き上げることで内臓が本来の位置に戻り、正常な働きをしてくれます。
それだけでも痩せやすい体になるので、姿勢に意識をおくことは重要であると言えるでしょう。
くびれサーキットのプログラム例
インナーマッスルを鍛える重要性は理解できたと思いますが、とはいえ筋トレとインナーマッスルを同時に鍛えるのは難しいですよね。
そんな問題を解決するのが「くびれサーキット」です。
どのプログラムでもマットエクササイズを取り入れており、インナーマッスルに刺激を入れます。
その結果、マシントレーニングでも効果を倍増させることができるのです。
では、12~2月の「アンチエイジング」のプログラムで実際に行っている内容を見てみましょう。
①レッグプレス(チューブ有り)→お尻
②ロータリートーソ→脇腹
③チェストプレス→胸
④リバースフライ→背中
⑤スライドボードサイドプランク(右)→脇腹
⑥スライドボードサイドプランク(左)→脇腹
このプログラムでは、「姿勢を良くすることで若々しく見せよう」をテーマにメニューが組まれており、バランスよく全体を鍛えることができます。
また、マットエクササイズではインナーマッスルに力を入れることを意識して行ってもらうため、アウターマッスルだけでなくインナーマッスルも鍛えることができるのです。
まとめ
ダイエットをする時、体重ではなく体型を意識するべき理由を理解していただけましたか?
確かに女性にとって体重は、痩せたかどうかを決める1つの指標になります。
しかし、冒頭でも述べたようにあなたの体重を気にする人はほとんどいません。
見た目から若々しく見える姿勢であったり、スッキリとした引き締まった体作りを目標にしましょう。
またその目標は、くびれサーキットなら実現することができますよ。
ぜひ一度、無料体験にお越しください。
くびれサーキットトレーナー 上原