BLOG

2020.10.07上原 道矢

99%の人が信じている「睡眠のウソ」を5つ厳選して紹介します

こんにちは、広島市中区の20分筋トレジム、くびれサーキットトレーナーの上原です!

 

過去に睡眠不足のデメリットをズラッと並べてみる睡眠不足の人が不足しがちな栄養素など、睡眠に関する記事を書いてきましたが、今回はネットに出回る睡眠のウソを紹介します。

 

おそらくあなたも信じているものばかりだと思いますが、全て間違いなので正しい知識を学んで頂ければと思います。

 

99%の人が信じている「睡眠のウソ」を5つ厳選して紹介します

 

結論、以下の5つは間違った情報です。

①成人なら5時間睡眠で大丈夫
②いつ、どこでも寝れるのは健康な証
③寝る前のアルコールは寝つきを良くする
④眠れない時でもベッドの中で目を瞑るべき
⑤人間の脳は短眠に適応していく

それぞれ解説していきます。

 

①成人なら5時間睡眠で大丈夫

 

忙しいビジネスマンの間では、「5時間睡眠でも大丈夫だ!」という意見もあるみたいですが、ショートスリーパーでない限りは7~9時間の睡眠時間が必要です。

 

例えば、2007年にイギリスで行われた研究では、一晩の睡眠が7時間から5時間に減った人は、ちゃんと寝てる人に比べて早期死亡率が2倍になったとのこと。

 

5時間を下回るとどうしても高血圧になり、免疫システムが壊れてしまうみたいです。

 

睡眠時間が短いと、生産性も落ちますし、創造性も低下しますし、良いことは1つもないので、しっかり寝るのが基本ですね。

 

②いつ、どこでも寝れるのは健康な証

 

これも意外と多いのですが、いつ、どこでも寝れるのはきちんと休息がとれていないサインです。

 

小刻みな睡眠のことを「マイクロスリープ」と呼びますが、これはきちんと休息がとれていない証です。

 

前日の睡眠負債を返済するために、いつ、どこでも寝ているので、これは不健康の証と言えるでしょう。

 

③寝る前のアルコールは寝つきを良くする

 

正確にいうと、寝つき自体は良くします。

 

ただ、アルコールのメリットはそこまでで、睡眠のステージを浅くしてしまい、驚くほど眠りの質を下げます。
そのため、いくら寝ても疲れた気分は改善しないんですね。

 

実際問題ワインって体に良いのか?でも書きましたが、どうしても眠れない時以外は飲まないのが一番です。

 

④眠れない時でもベッドの中で目を瞑るべき

 

眠れない時にも頑張って眠ろうとして、ベッドの中で目を瞑り続ける方がいますが、実はこれNGです。

 

というのも、本来は『ベッド=睡眠』なはずなのに、無理やり眠ろうとすることで、『ベッド=不眠』になってしまうからです。

 

15分ほど経っても寝れない時は、一度ベッドから出るようにしましょう。

 

⑤人間の脳は短眠に適応していく

 

これが一番多いかもしれませんが、人間の脳は短眠には適応しません。

「6時間睡眠まではトレーニングでどうにかなる」という研究もありますが、そこにかける時間と労力を考えるとコスパが悪い気がします。

・ステージ1で軽い睡眠に入る
・ステージ2で周囲の環境から切り離される
・ステージ3~4で深い休息状態に入る

良い睡眠を得るためには上記のフェーズをクリアする必要があり、レム睡眠のサイクルを何度か繰り返すようにできています。
そのため、どう頑張っても短眠には適応できないのです。

 

結論:7~9時間睡眠で、規則正しい生活を送る

 

当たり前のことになってしまうのですが、『7~9時間の睡眠をとり、日が落ちたら寝て日がのぼったら起きる』という生活をすれば健康的な体になります。

とは言え、日が落ちたら寝るは極端なので、最低でも23時までには寝る努力をしましょう。

今回は5つを厳選して睡眠のウソを紹介しましたが、この他にもネットには間違った情報がたくさんあります。
調べるのは良いことですが、情報収集する時は常に「疑いの目」を持つことをオススメします。

 

正しい知識で、正しい努力をしていきましょう。

 

 

くびれサーキットトレーナー 上原道矢